規制の強化やコロナウイルスの影響で、パチンコやスロットの業績が危ぶまれているが一方で、公営競技の中でも地方競馬が好調のようだ。
証券アナリストによれば、地方競馬がネットとの相性が良いことが原因とのこと。
また東京都競馬の中西充社長はこの現象を下記のように分析する。
「コロナの状況で他の娯楽・レジャーが楽しみにくい、外に遊びに行くのが難しい環境になってきた」とし、「自宅にいる時間が増えたことで手軽に楽しめるレジャーとしてたくさんの方が地方競馬を楽しんでいる」
さらに馬券は100円から買うことができるので、この手軽さも魅力の一つではないかと推測する。
競馬はテレビやCMなどに露出しているため知名度がある他、人気俳優などを起用しているためクリーンなイメージがあるのではないだろうか。
グレーな部分があり、さらにコロナ禍とあって槍玉に挙げられがちなパチンコ・スロット業界であるが、景気を回復させるには、競馬同様、まずはクリーンなイメージをユーザーに伝えることが必要なのかもしれない。