日工組が旧基準機の処理をする「遊技機回収システム」がキャパオーバーすることを危惧しているようだ。
日工組は以前から旧基準機をホールから排出してもらうために注意喚起していたが、回収できたのは目標値から大きく下回っているとのこと。
2021年11月末時点で旧基準機は約88万台設置されており、倉庫に保管されている分をあわせると約100万台になるという。
新基準機の設置比率の目標値は12月末時点で、95％、1月末時点で100％となっているが、残り1ヶ月で目標値を達成することは難しく、「ベニヤ」対応も検討しなくてはいけない段階になっていると思われる。
また、日工組は排出できなかった旧基準機は「遊技機回収システム」が通常どおり運用するまで、稼働させることなく、ホールに保管せざるを得ないと危機感を示した。
新機種の設置のネックとなっているのが6号機だと思われるが、新基準機に設定を入れるなどして「旧基準機より新基準機の方が出る」と思わせるような使い方を検討してみるのも今後の稼働を上げるためにも考えてみてもいいのではないだろうか。
【参考】
旧規則機の残存、11月末時点で88万台。パチスロが依然、目標値から大きく乖離
遊技機回収システムとは
「遊技機回収システム」とは日工組が中心となり使用済みの遊技機を回収＆処理をするシステム。
遊技機回収システムとは、ぱちんこ遊技機の製造事業者（メーカー）団体である日本遊技機工業組合が中心となり、傘下組合員の協力により構築した使用済み遊技機（その部品を含みます）の回収及び処理を行うためのシステムです。
「遊技機回収システム」により、メーカーは自社製品を効率よくリサイクル処理することができ、不法投棄の撲滅などに繋がるという。
※回収できるメーカー
【参考】
遊技機回収システムとは
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