晴れて遊技機取扱主任者になった…はいいのですが、一体どんなお仕事をするのかご存知ですか?
業務は大きく8つに分けられるのですが、遊技機取扱主任者は知的な作業が多いようです。
※ちょい解説は極めて簡単に記載しています
①営業所における遊技機の納入又は受領に伴う遊技機の点検及び書類等の確認に関すること。
ちょい解説
パチンコやパチスロ機が不正改造されていないか、部品が壊れていないかを確認し、下記の書類を確認することです。
・内閣府で定める取扱説明書や許可申請書、変更承認申請書に添付する規定書類
・中古遊技機流通健全化要綱などで定めている書類
②営業所の許可申請書及び遊技機の認定申請書の添付書類その他の書類の作成に関すること。
ちょい解説
ここでいう書類というのは…
・中古遊技機取扱業務実施要領
・遊技機点検確認受渡書
・保管・納品確認書
・確認申請遊技機点検確認済書 ～などのことをいいます。
③営業所における遊技機の増設、交替その他の変更及び遊技機の保守管理に関すること。
ちょい解説
増設（設置）する場合は製造番号や主基板管理番号などを確認。そしてトリセツに従って設置し確認します。
「保守管理」には「変更承認」が必要なものと、そうでないものがあります。
④不正遊技機、遊技機の不正使用等の不正行為の通報及び排除に関すること。
ちょい解説
不正機や不正行為が発覚したら警察に通報！その他にもセキュリティーに関する情報を入手した場合も、「遊技産業不正対策機構」に通報！
⑤遊技機のリサイクルなど適正な処理に関すること。
ちょい解説
不要になった台は全てリサイクル処理します。破棄する場合は産業廃棄物として扱いましょう。
⑥前各号の業務に従事する者の指導及び監督に関すること。
ちょい解説
パチンコやパチスロ機の取り扱いについて現場で指導監督をします。
⑦①から⑤までに関連する業者との連携に関すること。
ちょい解説
届け出を受理したり、リサイクル処理を行う人、といったパートナーさんとのやり取りを円滑にすすめます。
⑧前各号に掲げるもののほか、遊技機製造業者の業務委託に関する規程の規定に基づき遊技機取扱主任者が行うこととされた業務。
ちょい解説
日工組が定めた規定にそって業務をする、ということ。
参照：日本遊技機工業組合
https://nikkoso.jp/official/pdf/regulation160201_01.pdf
【ちょっとだけまとめてみます】
遊技機や書類の知識だけでなくリサイクルや指導監督など、仕事は多岐に渡るんですね。
遊技機取扱主任者の業務は、パチンコやスロット機を取り扱うだけでなく、様々な書類の知識や様々な人との連携プレイも必要です。
遊技機取扱主任者は、中古機を取り扱う際に必要で人気のある資格。様々な視点から台と向き合うといったマインドも必要なのかもしれませんね。
※注）このコンテンツは日遊協から出版されている『遊技機取扱主任者の手びき』をもとに作成しています。