“なんとなく分かってくる『計数』学習帳”、今回は「TY」と「T1Y」について。
誰が見ても似すぎているこの2つの計数ですが、微妙に内容が違うのです。
【TY】を算出する方程式はこのようになります。
※単位は玉です
そもそも【TY】って何?
【TY】は「大当たり中」&「確変中」&「時短中」、スロットであれば「ボーナス中」の平均差玉(差枚)のことをいいます。
簡単に言えば、通常時以外の平均差玉(差枚)が【TY】です。
【TY】と【T1Y】の違いは?
簡単に言えば、【TY】は確変・時短中を含む特賞中全体を表し、【T1Y】は大当たり(ボーナス1回)をあらわしています。
※【T1Y】の「1」は“1回の”という意味です。
【TY】は大当たりやボーナス全体のことをいうので、連チャンした場合は【TY】(差玉/差枚)が増え、【T1Y】は1回の大当たりやボーナスなので、スペックによって値が変化します。
【TY】、そして【TY】を構成する【T1Y】ともに、アタッカーなどが開放される時等の差玉(差枚)の数を確認する値です。
一回の特賞中に得られる玉の【TY】と特賞に入るまでに消費する玉の【Bサ】によってお店の利益が決まりますが、その個数や枚数が少ないと、お客様は台の調整や設定を疑いホールに通わなくなる可能性が高くなるかもしれません。
目先の利益だけ追うのではなく、【BA】(確変、時短ベース)、【T1Y】(大当り一回あたりの平均獲得玉)をバランスよく組み合わせ、適切な【TY】を作ることが、末永くお客様に遊技してもらえるホールとなってくれるでしょう。
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