2021年7月28日、東京都のコロナウイルス新規感染者数は3177人、神奈川県でも1051人となり過去最高を記録。
これを受け、政府は7月30日にも緊急事態宣言の発出を決定する方向で検討に入った。
パチンコ店に対する要請等は東京都に準ずるものと考えることができる。
政府および東京都の方針では、パチンコホールを含む大型商業施設(床面積1,000㎡超)に対し、特措法第24条9項に基づく営業時間短縮(20時まで)の要請、それ以外の商業施設(床面積1,000㎡以下)に対し、営業時間短縮(20時まで)の協力依頼が行われる。
「感染防止施策の遵守を」第4次緊急事態宣言、東京都遊協がパチンコ店に呼びかけ
そして首都圏3県にも東京都同様、「熟慮の上で真摯な対応をお願いする」というかたちで、経営の継続するか否かの判断はパチンコホールに委ねられる可能性が高い。
時短要請および協力依頼に対し、同組合では組合員パチンコ店に「熟慮の上で真摯な対応をお願いする」とした上で、営業を継続する場合にあっては、①感染症の拡大予防ガイドラインの徹底②広告宣伝の禁止③ネオン等の消灯といった感染拡大防止施策の遵守を求めた。
「感染防止施策の遵守を」第4次緊急事態宣言、東京都遊協がパチンコ店に呼びかけ
また、8月20日から開催予定だった全関東ファン感謝デーは一カ月程度延長する方向で調整しているということだが、今回の感染者数急増をうけ、さらに延期するのではないかと推測することもできる。
パチンコホールが直接コロナ感染者数を減らすことはできないが、コロナ感染症対策のお手本になることはできる。
消毒を徹底し、換気設備を強化、そしてクラスターを出さないという実績がパチンコホールにはある。
感染者数が急増している今、このノウハウを他企業に伝えるなど新たな動きが求められるかもしれない。
【参照】
埼玉、千葉、神奈川“宣言発出”決定で検討
神奈川県 新型コロナ 1051人感染確認 初の1000人超 過去最多
【その他のPSニュース】
【パチンコ・スロット用語一覧】
【その他の初打ちまとめ】