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台風や大規模災害等のパチンコホールの取り組み

投稿日:2021年7月30日 更新日:

台風や地震など大規模災害時にパチンコホールの施設を警察活動の拠点として提供するといった地方自治体と協力、支援体制をとるホールが多くなってきた印象がある。

実際にパチンコホールはどのように地域防災対策に協力しているのだろうか。

大規模災害発生時のパチンコホールの取り組み


2021年7月、オータ館林店は災害時にパチンコホールの施設を提供する協定を館林市と締結した。

東北や関東、東海、沖縄などでチェーン展開するオータは7月16日、同社が経営する《オータ館林店》が、災害時に店舗施設を提供する協定を館林市と締結したことを発表、同日、館林市役所で協定締結式が開催された。

《オータ館林店》が群馬県館林市と災害時の施設利用協定を締結

ニラク郡山大町も7月に期間限定で防災情報を発信する。なお当店は昨年8月に郡山市と「災害時における車両避難場所等提供協力に関する協定」を締結している。

昨年8月7日に、地震や水害などの大規模災害に備え、郡山市と協力・支援体制をとる「災害時における車両避難場所等提供協力に関する協定」を締結。同協定のもと、郡山市が被害を被った場合の要請に応じて、ニラク9店舗・3,230台の車両避難場所の提供や、水道水・トイレの提供といった同店の取組み等の情報発信等も実施していくとしている。

大規模災害の発生に備え、《ニラク郡山大町店》で防災情報を発信

愛知県ではホールではなく県遊協と県警が施設使用に関する協定を締結、昨年9月にはユーコーラッキーが避難所として駐車場を開放するなど、大規模災害対策に積極的に取り組んでいる。

【参考】

愛媛県遊協、県警と「災害等発生時における施設使用等に関する協定」を締結

ユーコーラッキー、台風10号襲来に伴いパチンコ13店舗の駐車場を避難場所として開放

被災地に義援金

台風や地震など被災地に対する取り組みの一つに義援金がある。

2020年の台風19号のときの義援金が記憶に新しいとは思うが、大手パチンコ企業マルハン、ダイナムの義援金にはお客様の募玉・メダルによる支援も含まれていた。これによりホール側とお客様の間に一体感が生まれ関係性の向上が期待できるというのもホールの狙いのようだ。

全国のマルハン店舗において、2019年10月16日から11月30日まで、募玉・メダルによる支援活動を実施。この支援活動を通じて集まった2937万220円を今回、12市町へ寄付した。

今回の寄付にあたり同社は、地域住民との関係性向上につなげ、良き企業市民として社会への責務を果たした

マルハン、「令和元年台風第19号」に対する災害義援金を12市町へ寄付

このように、災害発生時の取り組みは、地域密着型のパチンコホールとしては欠かせないものだし、お客様に寄り添えるパチンコホールと認識してもらえるきっかけになる。

近隣にお住まいのお客様から支持を得るとは、いずれ集客そして稼働に繋がると考えることができる。お客様にとって身近な存在であり、強い味方となれるパチンコホールを目指すべく災害時の施設提供や義援金だけでなくCSRも含め積極的に取り組んでゆきたい。

【参考】
ダイナム、台風被災地へ3167万円の義援金

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