栃木県遊協(栃木県遊技業協同組合)をはじめ、群馬・茨城・三重・愛媛が『沖ドキ!』の撤去に反対している中、茨城県遊協・栃木県遊協合同「パチンコ・パチスロファン感謝デー(ファン感)」を開催することが分かった。
『沖ドキ!』など、21世紀会決議未遵守(撤去しない)のホールに対してはこのファン感には参加できないという罰則が設けられているが、これに対して疑問を抱いている業界人の方々がいる。
いや酷いな…
痛くも痒くもないやん…— プロてんちょー💪🍚 (@purotencho) February 24, 2021
21世紀会決議に未遵守である罰則が果たして妥当なのか、というツイートだが、確かにファン感に参加できないデメリットと『沖ドキ!』を撤去した時のデメリットを比べた場合、ダメージが大きいのは後者であろう。
つまり3日間広告が打てるといことより、『沖ドキ!』を稼働している方がメリットが大きいということだ。
コロナ禍で業界が不況を強いられている今、21世紀会決議未遵守という負い目はあるが、売り上げが期待できる『沖ドキ!』を稼働するということは分からなくもない。
しかし、透明性を目指しているパチンコ・スロット業界的にはこれらのホールを見過ごすわけにはいかない。
21世紀会決議の遵守を求めるのなら、『沖ドキ!』を稼働することで被る罪を厳罰化しなければこの旧規則機の撤去問題は収束しないと考えることができるのではないだろうか。
パーラロイヤルのような組合員資格停止ならまだしも、3日間ファン感未参加ではデメリットが小さすぎる、と思う方が出てくるのは妥当だと言える。
一六商事東日本の7店舗を組合員資格停止に https://t.co/Ii0facqQ7n
<資格停止の対象組合員>
<資格停止期間>
<資格停止の原因となる事実等(要約)>はリンクからご確認ください。
— PiDEA編集部コガワ (@pideanaotoko1) March 5, 2021
21世紀会には今一度この問題に向き合ってもらい、全国の県遊協が従わらずを得ない状況に追い込む罰則などを制定するべきではないだろうか。これは一部の方々が疑問を抱いている21世紀会の存在意義を明確にし、全国の県遊協に知らしめるいい機会なのかもしれない。
【参照】
旧規則機の未撤去による全機連への通知は251店舗に、千葉、岐阜が急増