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課題は遊技機取扱主任者の育成

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中部遊技機商業協同組合が遊技機取扱主任者の育成について言及。当組合の山名泰理事長(山名理事長)は、今後の全商協の課題は「遊技機取扱主任者の育成と地位確立」と述べた。

【参考】
遊技取扱主任者の育成を

※全商協とは「全国遊技機商業協同組合連合会」の略称で、メーカーとホールの間立ち、遊技機や部備品の流通を行う組合のことをいう。具体的には中古機に添付する確認証の発行、所属員の事業の経営や技術の改善などに関する知識や情報を提供するなど。

『遊技機取扱主任者』とは「遊技機を扱える人」のことで、遊技機のメンテナンスや不正改造を確認することができるなど中古機を扱うことができるため、PS業界で注目を浴びている資格の一つだ。

中部遊技機商業協同組合が『遊技機取扱主任者』の育成を促した主な理由は、新規則機への入れ替えや認定申請が増加したことにある。

流通総数は約9万9000台(前年度比38%増)、打刻件数は約5万8000件(同25%増)といずれも増加。

現在、パチンコ・パチスロともに販売価格を大幅に上回る金額で中古機が流通していることは、これまで何度も当サイトでも紹介してきた。
「新台を数台購入するよりも、金額は高いが人気のある中古機を購入する方が結果として原価を抑えられる」ため、人気の中古機は買い手にとって「集客の要」であると同時に、売り手側から見れば「(元値の数倍で売れる)資産」として注目され、価格が更に上昇している。

また、2022年5月11日に興味深い発表があった。
ホールディングス化が予定されているフィールズ株式会社の決算資料に、遊技機2次流通促進サイト(つまり中古機販売サイト)『ぱちんこ.com』が2022年8月サービスインするという記載があるのだ。
最大手の販売会社が新たに中古機市場を展開するということで、中古機市場は更に盛り上がってくることだろう。

https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2022/press_20220511c.pdf

 

このような状況にあるため、中古機の流通が多くなり、遊技機取扱主任者の必要性が高くなっているのが現状だ。

パチンコホールやPS業界に課せられた課題は彼らの育成以前に「遊技機取扱主任者」という存在ではないだろうか。

従業員などPS業界に従事する人たちに認識してもらうためにも「遊技機取扱主任者」により一層好待遇を与えるなど、分かりやすいアピールが必要なのではないだろうか。

【参考】

必勝! 遊技機取扱主任者への道 ~1本目~

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