佐賀県遊技業協同組合(以下、佐賀県遊協)が組合の名称を「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」に変更することが分かった。変更する理由は一般の人に「パチンコやパチスロの団体」であることを知ってもらうためだという。
【参考】
「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」に名称変更/佐賀県遊協
パチンコ・パチスロ情報島によれば、2021年のパチンコ業界における「社会貢献活動」は11億3152万3150円で、前年比1億増とのことだ。
Twitterなどでよく見られる社会貢献活動といえば、清掃活動や献血、パチンコ店ならではの端玉景品などをフードバンクに寄付するというものがある。
また、余ったパチンコ玉やメダルをお客様に寄付してもらい、それを奨学金として提供するといった、変わった社会貢献もある。
コロナ禍で景気も悪化、倒産するパチンコ店が相次ぐなか社会貢献金額が増加するという希有な業界と言っても過言ではない。
にも関わらず賛辞を受けるどころか、何かと槍玉にあげられ、閉店に追い込まれるのは正直理解しがたいし、職業差別と言ってもいいのではないだろうか。
【参考】
2021年のパチンコ業界における「社会貢献活動」は合計11億円に、ボランティア活動にも積極的な姿勢を見せる
パチンコメーカーは東日本大震災がきっかけで遊技関係のCMを自粛していたが、2021年4月解禁され、番組のスポンサーになるなど、娯楽を提供する業界として社会的価値が高まっている今、パチンコ・パチスロ業界が社会貢献をしていることアピールするいいタイミングではないだろうか。
「○○遊協」と言われパチンコ・パチスロ業界だと理解できる人は多くはないだろう。今回の佐賀県遊協の名称変更は台下暗し的な発想だ。
パチンコ・パチスロ業界が何をするかではなく、何をしているかを知ってもらうのが業界を変える一歩なのかもしれない。
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