今(2019年2月現在)パチスロの6号機が中々検定を通過しないため、スロット業界では様々な問題が発生しています。
6号機が検定通過しないので設置期間が延期に
昨年、5号機などの高射幸性パチスロを2019年1月31日までに撤去し、設置比率を15%以下にする自主規制を行う予定でしたが、6号機の適合難によりこの規制が延期することになりました。
5号機(5.5、5.9号機含む)の値段が高騰
6号機を導入したくても、機種が少なすぎるので5号機を設置せざるを得ません。
広告規制が各所で敷かれている今、お客様を集客するために必要なのが稼働を確保できる機種。
しかし、聖闘士星矢のような人気機種は需要が高いため、中古機が1台あたり400万円まで高騰してしまうという異例の事態が起こっています。
パチンコ・パチスロ業界のビッグイベントが中止に
昨年は業界内のビッグイベント、「パチスロサミット2018」や「6号機ウルトラ試打会」が6号機の適合難で中止となりました。日電協曰く、予定よりはるかに6号機の適合率が悪かったようです。
人気機種が無い!? ジャグラーがメインに
検定が通過したとはいえ、今年前半期に大きなタイトルがリリースされないと懸念されています。
5.9号機も2年しか使えず、ホール経営が苦しくなる状況が続くかもしれません。
2019年に入り、少しずつではありますが、6号機が検定に通過しているようです。一方設定付きパチンコは、相次いで導入されています。
導入されている新台の割合は圧倒的にパチンコの方が高いのですが、この新規則機パチンコと新基準機パチスロをどのように扱って経営をしてゆくのか、6号機適合難問題はそれを見つめ直すいい機会なのかもしれません。
漫画/BANCO