“なんとなく分かってくる『計数』学習帳”、今回は「B%」について。
この計数ですが、今後ご紹介する計数と絡む機会がとても多いので、しっかり覚えておきたいところです。
まずは【B%】を算出する方程式はこちらになります。
【B%】は【ベース】と対になってる?
方程式を見ておわかりかと思いますが、【B%】は【ベース】の対義語です。
【B%】というのは※1)特賞中以外で、お客様が消費してしまった玉数やメダルの枚数のことを言います。
一方【ベース】は※1)特賞中以外で、お客様が獲得した玉数やメダルの枚数のことを指します。
ちなみに【B%】は「吸込率」、【ベース】は「遊び率」といいます。
※1)特賞中以外というのは、通常時のことを言います。
詳しく言うと「大当たり中」、「確変中」、「時短中」以外の時のことです。
【B%】の値が大きいと…
【B%】、【ベース】ともに遊技機の管理に関する計数で、お客様の消費金額を管理する数値です。
基本的に【B%】の数値が高いと投資金額がかさむので、お客様は不快な気分になります。
対して【ベース】が高いと玉持ちが良く、長く遊技することができるので、お客様はホールに対して好感を持つ…と思われます。
【B%】でお客様の投資金額もわかる
【B%】が70%ぐらいの台であれば、1玉4円で貸し出しをしているホールならば、お客様は1分間で[※)100(玉)×70(B%)=70(玉)]となり、1分間に70玉が吸い込まれていることになります。
このB%のまま1時間“通常時”だった場合、[70(玉)×4(円)×60(分)]となり、お客様は1時間で16,800円投資されたことになります。
※パチンコの場合、1分間に打ち込める玉の最大数は100玉となります。
【B%】の数値は、ホールの利益に繋がりやすい数値なので、ホール経営をされている方々にとって必要不可欠な数値です。
客付きが悪いときなどは今一度考慮し、数値の調整をしてゆかなければいけないかもしれませんね。