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「東京2020オリンピックによる入替自粛は無い」は本当か

投稿日:2020年1月31日 更新日:

全日遊連が東京五輪開催に伴う入替自粛について発表。「今のところ要請はない」と言及した。

今PS業界で課題となっているのが新規則機の入替えだ。「月平均20万台以上の入替えが必要」と言われており、ハイペースな入替えを強いられているため、オリンピックでストップさせられるのは厳しいものがある。

東京2020オリンピックが開催されるにあたって「入替自粛」が行われると思われていたが、全日遊連は「今のところ(警察等から)要請はない」「(入替えを)粛々と予定通りやっていくしかない」と言及した。

しかし、そこから「要請はない」=「(自粛は)しない」と解釈するのは少し安易だと思うのは気のせいだろうか。

2002年の話ではあるが、「日韓共催のFIFAワールドカップ」では入替自粛をしており、これよりも遥かに大きい規模の東京2020オリンピックで、入替え自粛をしないのはどこか違和感がある。

また2019年のG20大阪サミットでは当初「入替自粛は行わない」と言われていたが、入替自粛となった。

そして話は戻るが、全日遊連の発言で気になるのが、「今のところ要請はない」の【今のところ】だ。
この言葉を選んだのは、「今は警察等から言われていないけれど、変更する可能性はある」ということなのだろう。

少し飛躍してしまうが、今は新規則機の問題が山積みなので建前上「要請はない」と自粛をしないことを匂わせる発言をしているが、警察が必要不可欠となる東京2020オリンピックの開催が近づけばG20大阪サミットのように、「入替自粛」を敢行するのではないだろうか。

PS業界関係者や大手パチンコホールにとって、このニュースは朗報だとは思うが、一時のぬか喜びに終わる可能性は否定できないように思う。

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