パチンコホールにあるパチンコやスロットといった遊技機ですが、ある基準をクリアしているってご存知ですか?
型式試験ってなに?
保通協(一般財団法人 保安通信協会)が行うパチンコやスロットの開発基準チェックのこと。
どんなに面白い機種をつくっても、この型式試験を通過しなければ世に出回ることはありません。
大げさにいうと、パチンコでいうと現在ミドルがフルスペックなのに、MAXスペックを作ったり、スロットだと2020年現在、4号機のスペックを搭載した機種を開発していないか…を確認するということです。
ちなみに2020年、コロナウイルス感染症のため型式試験の申請が延期されるなどの事態が発生しました。
型式試験がOKでもすぐに発売できない
保通協からOKをもらい、型式試験を通過してもすぐにパチンコホールに導入できるわけではありません。
その前に、「検定」に適合しなければいけません。これは発売する各都道府県の公安委員会による確認で、これを通過しないことには発売することはできないのです。
警察署の検査に合格すると遊技できる?
型式試験や検定を通過してもまだホールでお客様は遊技できません。
この2つの関門を突破した機種を設置する場合、警察署の検査が必要となります。
その内容は不正改造されていないか、指定されている場所に遊技機が設置されているか…などなど。そして、それをクリアすれば遊技可能になるのです。
パチンコやスロットがホールに導入されるまでには、ハードルがいくつかあります。
その内の一つが費用。保通協の確認を通過するために1台100万円以上するとも言われています。
やっとの思いでホールデビューを果たす遊技機。稼働をあげて長く使ってあげたいですね。
(※検定の有効期限は検定公示されてから3年間です)
“知ってるつもり”サンから“知ってる”サンへ送る今回のまとめ
パチンコやスロットは型式試験に合格し、検定通過したあと発売できる。
【風適法知ってるつもり記事一覧】
【その他のPSニュース】
【パチンコ・パチスロ用語一覧】
【その他の初打ちまとめ】