回胴遊商が、令和2年度の「幼児車内放置ゼロ」活動の結果を報告。
昨年に続き発見事例が0件であったことを発表した。
車内放置撲滅キャンペーンとも言われるこの取組みは、ホールスタッフが巡回し車内で放置されている幼児がいるか否かを点検&救出するものとなっている。
業界挙げての車内放置撲滅キャンペーンを展開することにしました。お子様連れのお客様のホール駐車場への立入りを禁止するとともに、ホールスタッフらが定期的に駐車場を見回り、車内に子どもが取り残されていないかの点検を行うという活動です。
約10年前は5年連続で車内放置があるという報告もあったという。
平成21年度は全国で42件、58名もの子どもを救出しました。その後も、毎年数十件の未然防止事例が報告されるなど活動の成果が示されています。しかし、これだけでは乳幼児の車内放置事故は撲滅できませんでした。平成10年以降、全国で27件の事故が発生し、平成21年から平成25年にかけても5年連続で発生するなど、依然として、子どもを車内に放置したまま、保護者が遊技に興じるケースが多いことが窺われる状況が続きました。
パチンコ業界WEB資料室
この「幼児車内放置ゼロ」の活動内容は1時間毎の巡回、子供連れのお客様の来店を禁止、最悪の場合、人命を優先してガラスを割る…といったものだ。
因みに、今年の活動の総括は下記になる。
「スモークガラスやフィルムを貼った車両が多いので、LEDライトを持って巡回した」「幼児の発見以外にも、窓の開いている車両の発見により盗難防止などにも役に立つ」に加え、特記事項として、「エンジンをかけたまま車内に人がいるケースが多数あり、幼児以外も注意すべきと感じた」
この地道な取り組みが功を奏した結果と言えるだろう。
【参照】