2021年11月19日、20日、21日の3日間、第31回 全日遊連主催 全国パチンコ・パチスロファン感謝デー(以下、ファン感)が開催される。
ファン感は「広告宣伝規制の徹底のための規制対象の明文化」にも記載されており、新規開店、リニューアルオープン、遊技機入替と同じく広告宣伝規制対象にならない、公認されている数少ないイベントの一つだ。
規制対象の明文化
(1)規制対象となる告知内容
各種取材、有名人等の来店など、名目の如何を問わず、全てのイベントの事前告知及び当日告知(予定を含む)はできません。(2)規制対象となる媒体・告知物
(注)原則、第三者の目に触れる可能性のあるものは全てが対象1通常媒体/テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など
2周辺地域向け告知物/折り込みチラシ、DM、駅貼りポスターなど
3店舗内外告知物/ポスター、POP、掲示板など
4インターネット関連/SNS、ブログ、ツイッター、LINE、Facebook、インスタグラム、動画サイトなど(3)規制対象となる範囲
営業者及び営業者からの関与が思料される広告会社、企画会社、個人などが行う全ての告知。(4)規制対象とならないもの
1新規開店、2変更承認申請の伴うリニューアルオープン、3遊技機入替、4行政当局へ届け出た「ファン感謝デー」の4つ。
ファン感は11月以外にも開催されていると思う人もいるだろうが、“全日遊連が開催する”ファン感(全国パチンコ・パチスロファン感謝デー)は毎年11月が主流となっており、都遊協や全関連(全関東)が主催のイベントは「ファン感謝デー」という名前なので混同してしまうことが多い。なおいずれも豪華賞品が当たるイベントとなっている。
ファン感で得た収益だが、その一部を福祉活動に当てるパチンコホールもあるようで、度々パチンコ業界のニュースにもとりあげられている。
ファン感収益金をフリースクール運営に寄贈 三重県遊協https://t.co/mBMtxW53CO
— パチンコ業界誌「グリーンべると」編集部 (@web_greenbelt) August 2, 2021
ノースランドが、ファン感謝デー未引換景品を寄贈 https://t.co/3N682EYy2x
— パチンコ業界誌「グリーンべると」編集部 (@web_greenbelt) January 26, 2021
ファン感は遊技されたお客さまだけではなく、福祉活動にも貢献しているということをアピールしてみるのはどうだろうか。
業界のイメージアップにもつながり、従業員も感謝されていると思うことで、より気持ちよく業務することができ、結果今まで以上に遊技しやすい環境を提供できると考えることもできるのではないだろうか。
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