余暇進が依存症対策の基本計画(案)に意見を提出し計画案に賛同できないことを明らかにした。
企画案に記載されていた内容ではギャンブル依存に関する調査がアバウトなので、パチンコを対象にするのは納得がいかないというのが余暇進の言い分だ。
その賛同できない理由として因果関係がわからない、合理性がない、効果がわからないというもので、行政側がパチンコへの先入観で提案したのではないかと疑われる内容だったようだ。
賛同できない理由として、(1)現行基本計画が合理性のない過度な規制であること、(2)ギャンブル等依存症の定義や因果関係が不明瞭であること、(3)ギャンブル等依存症の現状に係る調査が不十分であり、これまでの取組の効果が不明であること、(4)ぱちんこを依存症対策の対象とする合理的理由がないこと、などを列挙した。
余暇進が依存症対策の基本計画(案)に意見提出、パチンコ対象に「賛同できない」
その他にも「自己申告・家族申告プログラム」に対する提案に対しても個人承認システムを導入する案が記載されており、余暇進側はプライバシーの侵害や自己決定権の侵害が発生する可能性を危惧している。
【目標と具体的取組】
ぱちんこ業界は、以下の取組を推進。
○ 自己申告・家族申告プログラムの利用促進に向けた広報の取組を強化。
○ チェーン店など複数店舗への申告に関する負担軽減を促進。
○ 申告対象者の把握を容易にするための個人認証システム等を検討。
【参考】
ギャンブル等依存症対策推進基本計画(案)
ギャンブル依存に対する取り組みはパチンコ業界にとっても重要なテーマではあるが、調査が曖昧だったり、政府からどのような保証がされるかが不明確なままでは身動きがとれないのは当たり前だ。
パチンコ業界への先入観をなくし、公平な目で見てもらうためにどのような取り組みをしてゆけばいいのか、今一度考えなくてはいけないのかもしれない。
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