2020年4月1日以降に導入されるパチンコ機に『遊タイム』という新機能が搭載されることとなった。
これと同時に時短に関する内規を改正することとなった。主な改正ポイントは以下の3つである。
1.時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃
2.従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加
3.確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能
まずは[1]について。「時短」といえば“100回”であったが、その回数に上限がなくなるという。
次に[2]であるが、時短に突入するポイントが2種類増えたのだ。
a 大当たり終了後に開始
b 通常時に、大当たりが規定回数まで発生しなかった場合(規定回数は低確率の2.5倍~3倍)に開始
c 通常時に、特定のハズレ図柄停止で開始
[a]は今まで通りだが、[b]は『遊タイム』といわれる新機能だ。スロットでいう“天井”のようなもの、である。つまり青天井であったパチンコだったが、規定回数に達すると“時短”が発生する仕組みになっている。
その規定回数は大当たり確率の分母2.5倍~3.0倍以下と定められており、大当たり確率1/300の機種の場合750回~900回に到達した際に『遊タイム』という「時短」が発生する、というものである。
最後に[3]だが、確率変動リミッターの上限値を2つ搭載することができるというものである。
ネットを見る限りこの新機能に期待をしているユーザーは少なくない。今後のパチンコ業界をどの様に変えてくれるのか期待したい。
【参照】
参照:グリーンべると
『遊技日本』