2018年5月、全日遊連が3年間かけて高射幸性パチスロを撤去することが決定しました。
現在の高射幸性パチスロの代表格といえば「バジリスク絆」や「魔法少女まどか☆マギカ」、「押忍!サラリーマン番長」といったところでしょうか。
客寄せパンダという表現は妥当では無いとは思いますが、ホール側やプレイヤー側の暗黙の了解として行われている“旧イベ”には必要不可欠な機種に違いありません。
遊技人口が減少している中、これらの機種を撤去することはホール経営をされている人の首を締めるようなものですが、そんなことはお構いなしに、全日遊連は高射幸性パチスロを3段階に分けて撤去してゆくというのです。
そのスケジュールですが、2019年1月末までに15%以下、2020年の1月末までに5%以下、2021年の1月末までに全台撤去(0%)と中々タイトで、今は第一段階の「2019年1月末までに15%以下」というハードルの高い目標に頭を抱えているようです。
来年1月の目標を達成するには6号機の検定通過がマストなのですが、6号機の適合率が低く、10月から導入される機種だけでは「設置比率15%」は厳しいと全日遊連は懸念しているとのこと。要は見切り発車をしてしまい、あたふたしている状態といえます。
そして10月に入った今、注目されている6号機といえば『HEY!鏡』。大都技研が誇る人気の番長シリーズの最新作で、「純増枚数5枚」を謳った機種です。
この強豪メーカーが手がけた、不動の人気を誇るコンテンツがどの様にユーザーに響くのか。
6号機の試金石となりうる『HEY!鏡』次第で、全日遊連が計画している高射幸性パチスロの撤去スケジュールが達成できるか否かが変わってくると言っても過言では無いでしょう。