パチンコホール「ドラゴンズ」が景品買取所や景品卸問屋の経営者と共謀し、これらの店を介さずパチンコホールで特殊景品を購入。不正に利益を取得していたことが発覚し、書類送検された。
福岡県のパチンコホール「ドラゴンズ」の関係者7名が『※自家買い』の容疑で書類送検された。
出玉と交換される特殊景品は、景品買取交換所、景品卸問屋を経由してパチンコホールに卸すこととなっている(三店方式)。
しかしドラゴンズは3回に渡り、経由する度に発生する手数料を省くため、パチンコホールで特殊景品を買い取る『自家買い』を行っていたという。
また同パチンコホールでは、2019年にパチンコの釘を公安委員会に届けることなく不正に調整していた。
※自家買い
本来、客の特殊景品は景品買取所が購入し、それを今度は景品卸問屋が買い取り、パチンコホールに卸すという流れになっている。都度手数料が発生し、価格が上昇していくため、コスト削減のため最初からホールが購入する「自家買い」に手を出すといった事態が起こる。無論、この行為は風営法で禁じられている。
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