パチンコホールでたまに見る、台を叩く行為いわゆる「台パン」は、台を叩くことで玉を入させるといった不正行為です。
このような台パンは「どつきゴト」の一つです。
ここでは台パンを始め「どつきゴト」を紹介してゆきます。
どつきゴトには色んな手口が…
台を叩くことで玉の起動を変え、入賞させる行為のことを「どつきゴト」といいます。
どつきゴトの対象となるのは主に羽根物で、盤面を叩いて起動を変える、チャンスポタンなどを連打してV入賞を狙う、盤面を強打して羽根を開きっぱなしにするといった手口があると言われています。
大一商会の「CRダイナマイトキングin沖縄」で起こったどつきゴトは下記のような手口だったといいます。
役物を突破するとデジタルが回るタイプで、玉と役物の有効スタートの軌道が重なったタイミングで台をたたくもの。これにより、スタート入賞率が通常の3倍になった例もある
どつきゴトの対処法は?
台を叩いている時は音がするので、見つけやすいゴトではありますので、見つけた際は
対象者に声掛けをしましょう。
また、店内に警告するポップやポスターを掲示し、その際は「遊技機を押したり叩いたりする行為を禁止する」「ルール違反は出玉が無効になる」など明確記載することが重要だと言います。(※パチンコ店の不正対策がよくわかる本より)
しかし注意をしても無視された場合は営業権の侵害にあたり民事事件に発展、さらに無視をし続けて居座って遊技をしていた場合、建造物侵入罪(刑法第30条)にに該当し、刑事事件となります。
どつきゴトの被害に遭いやすい機種は?
どつきゴトは主にに羽根モノに対して行われます。
中でも被害に遭いやすい機種は、セキュリティ会社の報告によれば下記になります。
・「CR南国育ち羽根9BU」(アムテックス)
・「CRアナザーゴッドハーデスRD」(メーシー)
・「CR悪代官 赤鬼X」(豊丸産業)
・「CR RAIZINMANZ」(A-gon)
・「CRうしおととらAG-JH」(ディ・ライト)
ゴトの中でも見つけやすいゴトとはいえ、狙われやすい羽根モノコーナーにポップを掲示するなど、どつきゴトが起こらない空間を作ることが一番の対策になると考えていいのではないでしょうか。
【参照】