2021年9月28日、「レジャー白書2021」が発表された。
パチンコ参加人口は前年日180万人減の710万人となり、これはピーク時(1994年)の2940万人の4分の1となる。
余暇市場自体も前年比23.7%減となっており、コロナの影響は大きいようだ。
なお余暇市場における参加人口の上位は動画、読書、音楽、旅行となっており、パチンコ・パチスロが属する「娯楽部門」はボートレースと競馬が大きく伸びている。
2020年における参加人口の上位4種目は、①動画鑑賞(レンタル、配信を含む)、②読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)、③音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)、④国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)だった。巣ごもり需要で在宅レジャーの参加人口が上位を占め、特に動画鑑賞は390万人増の3,900万人となり初の参加人口首位となった。
パチンコファン人口710万人、市場規模は20兆円割れ/レジャー白書2021
ボートレースや競馬はオランインでも楽しめることから、巣ごもり需要にマッチした結果と推測できる。
パチンコ・パチスロを除くギャンブルレジャーが市場規模をじわじわ増やしている要因は、やはり、「オンラインレジャー化」でしょうね。
— タナカ -恵比寿で働く編集者- ツヨシ (@tanaka_editor) September 28, 2021
パチンコやパチスロはオンライン上で遊技することは(風適法上の解釈と議論が進んでおらず)できないが、ガンダムUCや牙狼などTVCMの解禁で高い稼働を記録する台も増えている。また、パチンコを取り上げる番組も増えている印象があるため、業界全体のメディア戦略が期待されるところだ。
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