ロシアのウクライナ侵攻により金の価格が高騰しているため、大景品の価格が上がり現在大景品1個あたり9,000円となっている。（2022年3月10日現在）
パチンコホール側も対応に追われているようで、景品交換を制限しているところもあるようだ。
10000円超えたら扱えないらしいからな
大景品の取り扱いが停止したら元も子もない
そろそろ徐々に換金するで pic.twitter.com/S6wiCjrBbL— スロッター56 (@JyVLSUncg9Kk7Py) March 9, 2022
風適法上、交換できるのは1万円未満なので、金の価格がさらに高騰してしまった場合大景品は交換できなくなる可能性がある。
賞品の価格の最高限度に関する基準（規則第35条第3項関係）＝消費税の引き上げに伴い、ぱちんこ屋等において提供できる賞品の最高限度の基準額について、9600円に当該消費税等相当額を加えた金額とする。
厳密にいえば大景品が1つ9,000円となれば景品の上限数である2,500玉を超えてしまう可能性があり、これ以上の交換は不可能になる可能性がでてくる。
しかし、これが例えば、大景品1個が9000円になってしまうと、9000円÷3.57円＝2521玉となり、景品の上限玉数2500玉を超えてしまうことから、これまでの大景品が扱えなくなってしまう可能性があるのです。
【緊急寄稿】金価格急騰でどうなる特殊景品!? ロシアのウクライナ侵攻に伴う情勢不安で
この他にもウクライナ侵攻により影響してくるものとして小麦もある。現在輸入小麦は17％も値上げされており、景品コーナーのパンやお菓子、カップ麺などの値上げも懸念されるため、一般景品を変更しなければいけないパチンコホールも出てくるのではないだろか。
終わりが見えないウクライナへの侵攻。金だけでなく食料品、価格の変動が大きい原油などパチンコホールやユーザーに影響するものも少なくない。
特殊景品を金以外のものにしたり、パチンコホール側は一般景品を文房具などの価格変動がないものに変更するなど、見直しが必要になってくるかもしれない。
【参考】
明治（東京）は、家庭向け167商品の値上げを発表しました。子ども向けの小粒チョコ「アポロ」「マーブル」「チョコベビー」、西日本限定のスナック「カール」などが対象です。https://t.co/HQefelibvv
— 時事ドットコム（時事通信ニュース） (@jijicom) March 10, 2022
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