福岡県・佐賀県で14店舗のパチンコホールを展開するTAMAYA(以下、玉屋)が従業員423人を対象に「特別一時金」を支給したことを発表した。
これは食品や日用品など消費者物価が上昇していること懸念したためで、支給総額は1847万円となっている。
現在物価の上昇は日々深刻化しており、総務省が2022年5月6日に発表した4月の東京都区部の消費者物価指数は前年同月比1.9%上昇、今後全国ベースで物価も上がると言われている。
玉屋は社内にジムを作ったり、上期と下期に一回ずつ必ず3連休を取らなければならないといった「3連休制度」を設けているなど、従業員の生活面での支援に力を入れている企業なので、今回の特別一時金の給付は玉屋らしい待遇と言える。
【参考】
東京23区の消費者物価1.9%上昇 4月、7年ぶり高い伸び
因みに、「一時金」と「賞与」はともに従業員に支払われるもので、従業員側からしてみれば大差はないが、企業側からしてみれば意味合いが違ってくる。
賞与は、企業の業績が好転した時や、景気が上向きの時に与えられる「特別手当」のことをいい、「一時金」は業績に関係なく「従業員の生活のために」支払われる補助金のことをいうので、今回の「特別一時金」はホール側の都合ではなく、従業員のことを思い支払われたものである。
他にも一時給付金で話題となったのが「YASUDA/やすだ」で、「うるおい生活支援金」という名目で役員を除く全従業員に支給している。
お客様に快適な空間で遊技をしていただくためにはまず従業員が働きやすい環境をつくらなければ快適な空間はつくることができない。
充実した福利厚生はもちろんだが、一時金といった分かりやすい待遇をすることも企業のイメージをアップさせる手段の一つとして考えてみてはいかがだろうか。
【参考】
玉屋が生活支援の一環で全従業員に特別一時金を支給、支給総額は1847万円
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