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導入するホール増加中? サービスマイスター制度とは?

投稿日:2022年8月31日 更新日:

2022年7月1日から31日までの間、株式会社ダイナムが展開するダイナム全国396店舗で「サービスマイスター総選挙」行ったとアミューズメントジャパンが報じました。

この総選挙は年に2回(1月と7月)に開催されており、サービスマイスター総選挙ではお客様もスタッフを評価するといった面白い取り組みをされています。

「今回のポイントは接客やサービスの良さを直接感じるお客様に参画していただくところです。投票数を伸ばすための工夫や票を入れてもらう工夫をスタッフ自身の成長の場としてもらえれば。また、お客様には『ダイナムが新しいことを始めた』と注目されることで、それが来店理由になったり、スタッフとのコミュニケーションが増えるきっかけになれば嬉しいです」(小橋部長)

ダイナム全店で取り組んだ「サービスマイスター総選挙」とは

ダイナムさんが実施された「サービスマイスター総選挙」は「スタッフの成長」だけでなく、「お客様とのコミュニケーションを増やすため」といった経営陣の狙いがあるようです。

サービスマイスター制度とは

サービスマイスター制度とは、主にパチンコ業界に特化した「おもてなし力」を育成する資格制度のことを言い、「業績アップにつながる接客」などを自ら考えて実行に移せるといった、接客業務の最前線にいるスタッフを育成するための制度のことを言います。

「サービスマイスター認定資格制度」は2007年にスタートし、現在約9,500人が受験しており、中でも優秀な成績をおさめたスタッフは、責任のある仕事を任されることが多いそうです。

この制度を活用することで、「接客力が向上し、利益率を高めることができる」、「本社の人材育成担当スタッフ、現場指導のスタッフを同時に育成できる」、「指導に関して上司の負担が減る」といったメリットがあるとのことです。

【参考】
一般社団法人サービスマイスター協会
業績を上げるサービススタッフを育成

サービスマイスター制度導入しているホール

前述した前述したダイナムグループの他にも、お客様に快適な遊技環境を提供するためにサービスマイスター制度を導入しているホールさんは少なくないようです。

スペース666、スペース444

スペース666Twitterアカウントのキャプチャースクリーン

@space666tobata
スペース666、スペース444を運営されている旭倉庫 株式会社は、「パチンコホールサービスマイスター」の資格取得を推進しており、有資格者が多数在籍しているとのことです。その他にも高齢の方や体が不自由なかたへの接客をするために「サービス介助士」も導入されているとか。

旭倉庫 株式会社公式HP

ヴィーナスギャラリーグループ

ヴィーナスギャラリー大阪店Twitterアカウントのキャプチャースクリーン

@VenusOsaka

九州・関西で18店舗展開しているヴィーナスギャラリーグループを運営されている株式会社イクティスでは、全てのスタッフの方が「一般社団法人サービスマイスター協会」が主催する「サービスマイスター認定試験」を受検していると言います。
株式会社イクティス公式HP

センチュリー海田

センチュリー海田さんでは、接客指導済みのスタッフがセンチュリーオリジナルのバッジを着用したり、今後はメンテナンスやトラブル対応のマイスター制度を設けるなど、独自のマイスター制度を実施しているといった面白い取り組みをしているようです。

パチンコホールの課題の一つに従業員の育成があります。ホールを運営していく上で欠かせない「お客様へのサービス」を充実させ、ホールの評判を上げるためにもスタッフが「サービス」の本質を知ることができる「サービスマイスター制度」の導入を考えてみてもいいのかもしれません。

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