パチンコ店で度々発生する置き引き事件。
置き引きといえば「財布」のイメージが強いと思いますが、今は上着も置き引きのターゲットとなっているようです。
上着が盗まれた事例
パチ屋で上着が盗まれる事件多発してるの地獄すぎでしょ
ギャンブルの場所に上着を着てっちゃダメ絶対🙅♀️🙅♀️ pic.twitter.com/gC1CrDbRdh— 犬耳ニキ (@maid_yuniko) March 25, 2023
台キープしてたらエキドナのモンクレ盗まれてて草
探したわ返せバカ pic.twitter.com/ygPfd28wBB
— エキドナはカバネになっちゃったー (@slotsayaka) October 27, 2022
東京都台東区のパチンコ店で上着を置き引きしたとして、警視庁捜査3課は9日、窃盗容疑で皇宮警察護衛1課の警部鈴木真治容疑者(45)=住居不詳=を逮捕した。
(中略)
ダウンジャケットなど計3着(時価約7万2千円相当)を盗んだ疑い。
Twitterで今話題となっているのが、パチンコ店に掲示されていた注意書きですが、実際に上着が盗まれたケースもあり、2022年には皇宮警察警部が上野のパチンコ店でダウンジャケットを3着盗み、近くのリサイクルショップで売却したという事件がありました。
ダウンジャケットは合計約7万円だったそうで、高級ブランドの上着を着ている人は、離席時に上着を持っていくなど、防犯対策をしなければならないようです。
今は春なので、ダウンジャケット不要ではありますが、ジャケットやパーカーを椅子にかける人もいるでしょう。
ハイブランドの場合は狙われることがあるので、引き続き注意が必要です。
パチンコ店で置き引きが発生する理由
アルソックは、置き引きが発生しやすい場所の一つに「パチンコ店」を挙げています。
遊技をしている時は夢中になってしまうので、荷物に対し不注意になることが主な原因です。
置き引きのターゲットになりやすいICカードも抜き忘れるという不注意から生まれますし、財布を台取りに使ってしまうという不注意から置き引きのターゲットになってしまいます。
今回問題となっているのが、上着ですが、不注意ではなく「上着なんて盗まないだろう」という過信が原因でしょう。
実際に上着が盗まれたケースもあるので、ホール側は上着もターゲットになることをお客様に知らせ、注意喚起したり、コインロッカーに入れたりすることをすすめるなどの対策が必要になってきそうです。
置き引きが発生したら…
パチンコ店で発生する置き引きのパターンは大きく分けて2種類あります。
お客様から被害届があった場合、置き引き犯を現行犯で捕まえた場合で、それぞれ対応が異なります。
お客様から被害届があった場合
①警察に被害届の提出を促す
②被害届の申告
③警察官の立会により防犯カメラ映像の提供等
置き引き犯を現行犯で捕まえた場合
①複数のスタッフで対応、店舗責任者に連絡
②110番通報をする
③警察官の到着を待つ
④警察官の立会により防犯カメラ映像の提供等
⑤警察への引き渡し
なお、店舗スタッフには法的権限がないので、身分検査をする、身元調査をすることはやめましょう。
トイレに行っている間に、タバコを吸いに行ってる間に、など少し席を外しただけなのに置き引きの被害に遭うケースが多いようです。
お客様自身で気をつけて欲しいところではありますが、置き引きをし辛い環境を作るというのもホールに課せられた課題といえます。
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▶殺人事件も!?パチンコ・パチスロの「台取り」のパターンとトラブルまとめ
【参考】
●パチンコ店における置引き防止対策および事例※PDF注意
●置き引きとは?置き引きに狙われやすい場所と手口、防止策を紹介
●置き引きにあったらどうする? 発覚後の流れと防止策
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