“なんとなく分かってくる『計数』学習帳”、今回は【客単価(客単価)】についてです。方程式はこのようになります。
※単位は(円)です。
【客単価】は色んな業界で使われる
【客単価】というのは遊技されたお客様がホールで使ったお金の平均金額のことを言います。
これは何もパチンコやパチスロに限った数値ではありません。
例えば、お洋服を買いにショップに行ったり、食材を買いにスーパーに行くことがあるかと思いますが、1回のお買い物でお客様平均いくら使ったのか…という時にも使われる数値なのです。
経営を左右する数値
設定で売り上げを調整しやすいパチスロを例にとってみたいと思います。
「客単価:10,000円」or「客単価:35,000円」、どちらの方が設定が入っていたのでしょうか?
客単価が低い(お客様が投資する金額が少ない)「客単価:10,000円」の方が設定が入っていたと推測できます。
“ゆるめ”の問題だけどやってみる?
パチスロファンの間で設定を入れることで有名なスロ専ホールA。
その日は雨で、来客されたお客様の人数は100人。そして設定を入れていたので、ホールの売り上げはいつもより少ない150万円でした。
それではこの日の客単価はいくらでしょうか?
【答え】
150万(1,500,000)÷100=15,000円
客単価が通常より低い時は、お客様に還元する日、逆に人気台を導入し集客が見込める時は、集客が見込めるので客単価を上げる…といった策を経営者の方は日々練られているのだと思います。
メリハリのあるホールはお客様からの信頼を得られる条件の一つです。客単価は経営をしていく上での一つの指標ですが、集客や稼働に影響してくる数値の一つと言えるでしょう。
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