パチンコのポータルサイトP-WORLD(ピーワールド)に登録しているパチンコ店の数が8,000店舗を割ったことが話題となっている。
P-WORLDの登録店舗は4年前に10,000店舗を、2年前には9,000店舗を割っており、減少するペースが速くなっているのでないかと懸念されている。
減少した理由の一つとして、他媒体に店舗が移行したという見解があるが、様々なニュースから推測されるのは、コロナ禍であること、規制が強化されたことが店舗減少に影響していると思われる。
東京商工リサーチの調査によると、2020年5月の「パチンコホール」の倒産は2件(前年同月比100%増)だった。20年1~5月の累計では12件となり、前年同期の6件から倍増した。この12件のうち、新型コロナウイルス関連の倒産は3件だったという。
この調査では、コロナウイルス感染拡大を受け、国が4月上旬に発令した緊急事態宣言に伴う休業要請により、パチンコ店の企業体力が奪われていると指摘、今年の倒産件数は2014年以来6年ぶりに、年間30件を突破する可能性があるとしている。
パチンコ店、1年で400店以上減少:19年末で9639店 今年はコロナ禍の影響も
また、2021年1月、『グリーンべると』に掲載された記事によれば組合に加盟しているパチンコ店は1年間で584店舗減少したという。
2020年12月末時点での組合加盟店舗数は8,302店舗で、前月比19店舗減となった。12月の新規店舗数は9店舗、廃業店舗数は37店舗となっている。
組合加盟店舗数は、2019年12月末が8,886店舗だったことから、この1年間で584店舗が減少したこととなる。また、2020年1年間の新規店舗数の合計は90店舗、廃業店舗数は612店舗となっている。
組合加盟パチンコ店、1年間で584店舗減少 - グリーンべると
沖ドキ!の撤去に対する問題は依然ある。これに賛同するわけではないが集客力のある5号機を少しでも長く稼働したい、と思う方々の考えは理解できないでもない。
コロナ禍でどの業界も経営が厳しい今、規制を緩和するなど、集客を考慮した施策を行って欲しいところだ。
【参照】
【画像あり】P-WORLD登録店舗が遂に8000店舗割れに…
パチンコ業界激震、P−WORLD登録店舗数が9000店舗を割る