GLI Japanが3月中に実施したパチンコの型式試験等の実施状況を公表し、適合率が30%に低下したことが明らかとなった。
【令和3年3月の型式試験実施・受理状況】
▼パチンコ機
受理件数 8件(前月比±0件)
結果書交付 10件(前月比+5件)
適合 3件(前月比±0件)
不適合 7件(前月比+5件)
適合率 30.0%(前月比-30.0ポイント)
GLI Japanの型式試験 パチンコの適合率は30%に低下
これは昨年7月依頼最低となる。
推測の域を出ないが、このような結果に至った理由は”源バイン”こと「P大工の源さん 超韋駄天」を始めとした高継続率&スピード重視の爆裂機が適合しているからではないだろうか。
先日リリースされた「ぱちんこ GANTZ 極」も同じカテゴリーに分類される機種だが、SNSの口コミを見る限りではあるが一撃性が高いためユーザーは注目しており、リリース直後のため、需要は不確かではあるが、高騰することを予想し、中古機を購入しようとするホールもあるようだ。
また、今話題となっているのが6月に導入される「P牙狼MAXX」で、さらにこれがスピード重視系のパチンコの流れを加速させてしまうことだろう。
”全超越”本命「P牙狼MAXX」が適合/サンセイアールアンドディ https://t.co/qkrh5zrTvp
— パチンコ業界誌「遊技日本」 (@yuginippon) February 16, 2021
このような機種が通過しやすくなると、一撃性が控えられ、派手さに欠ける通常のミドルタイプは埋もれてしまう可能性は高い。
爆裂機は一撃性はあるものの、通常のミドルタイプより投資がかさんでしまうことが多々あるため、初心者は出しにくいと思われる。
新規ユーザーを獲得することがPS業界の課題となっているが、このパチンコの適合率でそれを達成することができるのだろうか。
今回の適合率はメーカー側は市場を見直すいい機会なのかもしれない。
【その他のPSニュース】
【パチンコ・スロット用語一覧】
【その他の初打ちまとめ】