パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが2022年1月のパチンコホール企業の採用ニーズを発表。
採用ニーズが約一年ぶりに平均値を下回ったことが分かった。
これは2021年1月末の旧規則機の完全撤去とコロナウイルス感染拡大が影響したことが原因とのことだ。
現在、新規則機の設置比率はパチンコ、パチスロ合算で約96.9%となっているため(2022年2月8日時点)旧規則の機完全撤去による企業採用熱への影響は次第に収まり、採用熱が上向きになると考えたいところだが、これからスマートパチンコやスマートパチスロの導入といったパチンコ業界にとって一大イベントが控えているため、旧規則機の完全撤去よりもこれらが大きく影響することが考えられる。
スマートパチンコやスマートパチスロは当初、2022年4月からの導入を予定していたが、周辺部材不足などもあり後ろ倒しになる可能性が高いと言われているため足踏みを強いられるのは確かだが、これから訪れる時代の転機に備え、攻めの戦略をとろうとする企業もあるようだ。
大手にとっては、時代の転機とも言えるこの時期にパチンコの増台やパチスロの減台をはじめ、積極的な出店や既存店のリニューアルなど、攻めの戦略を取るとろも増えている。
2022年1月は採用熱が下がりはしたが、依然求職者が売り手市場にあることにはかわりないそうだ。
旧規則機の全撤去がもたらした採用熱への影響を踏まえ、今後のスマートパチンコやスマートパチスロの導入を踏まえた対策を考えたいところだ。
【参考】
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