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日遊協:パチンコ機の音量問題も検討

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パチンコ機の大型化問題を受け2021年5月に日遊協内に「遊技機の大型化に関する検討会」が立ち上げられていたが2022年3月17日、今後は遊技機の大型化、重量化だけではなく、多岐にわたる遊技機関連の検討を行うため「遊技機関連検討会(仮称)」に変更した。

従来より検討されていた筐体のサイズや重量も引き続き検討するとのことだが、当面は音量問題を軸にして話し合っていく予定。

パチンコやパチスロの音量問題はホール従業員の騒音障害防止対策として検討するようだ。

そもそも、パチンコやパチスロは玉やメダルが台の中を巡るため、稼働するだけで大きな騒音となる。
そのためなのか、パチンコやパチスロの音量は総じて高く設定されている。

全日遊連は10月18日付けでメーカー団体に対して、この遊技機の音量上限の引き下げに関する要望を提出していた。

厚生労働省において職業性難聴防止のためのガイドラインの見直し作業が進められていることから、従業員や遊技客が健康被害に遭わないよう、遊技機の音量上限についてメーカーで統一し、音量調整についてはそれ以下の範囲で行うなどのルールを早急に策定するよう求めていた。

遊技機の音量上限の要望にメーカー団体が回答書

従業員への具体的な健康被害として、騒音性難聴や音響性難聴(音響外傷)が起こり得る。

2018年10月にWHO欧州支部は、レジャー活動に参加することでさらされる騒音に対して難聴のリスク回避のために、70dB(デシベル)という基準を設けてそのレベルを超えないための措置を講ずることを推奨しました。

騒音性難聴・音響性難聴(音響外傷):同友会グループ

業界やメーカーとしての対策は今後明確になると考えられるが、従業員やお客様の健康被害を考慮して、営業中の騒音レベルをスマフォアプリの騒音計などで計測して機種の上限設定を変更するなどの対応はホールごとでも必要となるだろう。

 

【参考】

日遊協理事会、各種課題への積極的対応に意欲

6.5号機の登場は5月末から、スマートパチスロ11月、スマートパチンコ来年1月が納品目標

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