2021年8月13日、21世紀会は「パチンコ店でクラスターが起きている」という西村大臣の発言を記載した記事が誤解を招くとして、『TBSNEWS』(TBS)と『FNNプライムオンライン』(フジテレビ)のニュースサイトに、リライト(丁寧な編集)をすることを要望した。
この西村大臣の発言は以前から問題となっており、21世紀会は内閣官房に「バックヤードではクラスターは発生しているが、遊技客のあいだではクラスターは発生していない」ことを確認していた。
しかし、『TBSNEWS』と『FNNプライムオンライン』のニュースサイトは「パチンコ店でクラスターが起きている」と報道しており、これでは視聴者に「(パチンコ店内ではなく)遊技者のあいだでクラスターが発生している」と誤解されるので、記事をリライトするよう求めている。
【参考】
「パチンコ店でクラスター」でテレビ局のニュースサイトに要望書
※2021年8月17日現在、『TBSNEWS』と『FNNプライムオンライン』の記事はリライトされていない模様。
『TBSNEWS』全文
お盆シーズンを控えるなか、西村経済再生担当大臣は「帰省による新型コロナのクラスターが、すでに多数出ている」と指摘し、改めて帰省を控えるよう呼びかけました。
「やはり帰省を伴うクラスターが多数出ておりまして」(西村康稔 経済再生相)
西村大臣は閣議の後の会見で、帰省した人を含んで、大勢の親族や同級生が集まったことによるクラスターが多く発生していると指摘し、お盆の帰省を控えるよう強く訴えました。また、感染力の強いデルタ株の広がりによって、学習塾や学校、パチンコ店などでもクラスターが起きていると警戒感を示しました。
このほか、デパートでのクラスターについては、デパ地下や1階部分での発生がおよそ7割を占めていることを明らかにし、「混雑する場所は感染リスクが非常に高い」と話しました。
西村経済再生相「帰省によるクラスターすでに多数」 お盆帰省の自粛呼びかけ
『FNNプライムオンライン』全文
10日も、全国の新型コロナウイルスの感染者が1万人を超える中、西村経済再生担当相は、お盆の時期に帰省し、大勢で集まることは絶対に避け、ステイホームで過ごすよう求め、さらに感染力の強いデルタ株への徹底した感染対策を呼びかけた。
西村経済再生相「帰省をして親族で集まる、同窓会で同級生が集まる、絶対に避けていただきたい」
西村大臣は、閣議後の会見で、帰省した人が大勢の親族や同級生と集まった結果、クラスターが多数起きていると指摘したうえで、ステイホームで過ごすよう、強く求めた。
また、百貨店や学習塾のほか、パチンコ店やゲームセンターなどでもクラスターが発生しているとして、感染力の強いデルタ株への徹底した感染対策を呼びかけた。
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