「パチマーケティング」第4回目は「マーケティングのプロセス」についてです。
マーケティングを成功に導くためには正しい手順があるのです。
正しいマーケティング・プロセス(手順)
マーケティングは「儲け続ける仕組みを作ること」です。パチンコホールで言えば、繁盛店を作ることと言えます。
この仕組みを作り成功に導くためには正しいプロセスがあり、「R-STP-4P」がそれにあたると言われています。
一方「4P」から始めるなど上記とは異なるプロセスで進めてゆくと、マーケティングが失敗した際に原因を追求することが難しくなり、改めてそのマーケティングを活動しようとした時に手間や時間がかかってしまいます。
プロセス①「R」
「R」はResearch(リサーチ)の頭文字をとったもので、調査することを意味します。
とは言っても、ただ闇雲に調査するのではなく、自社の事業に関する(ホール経営など)ことを様々な視点から分析し、これから実行する戦略を明確にしてゆきます。
プロセス②「STP」
「S」はSegmentation(セグメンテーション)、「T」はTargeting(ターゲティング)、「P」はPositioning(ポジショニング)の頭文字をとった用語です。
これは市場、つまりお客様や今後来店される可能性のある人々を細分化し、ターゲットとするお客様を決め、競合しているパチンコホールとの差別化を図るポジションを明確にする手法のことを指します。
プロセス③「4P」
「Product(プロダクト)」「Price(プライス)」「Place(プレイス)」「Promotion(プロモーション)」の4つの頭文字「P」を組み合わせた用語。
「何を、いくらで、どこで、どのようにして(どのように知ってもらって)」商品などを売ることを言います。
この、「R」→「STP」→「4P」の順に進めていくことでマーケティングの成功率が上がると言われています。
具体的に言えば、自分の店舗の周辺にはどのような年齢層のお客様が来店され、ライバル店はどのような機種を導入しているか等を明確にし、お客様に来店して頂ける「人気店になる戦略」を立てます。
そして、どの機種を導入し、どのレートで遊技することができるかを店内のポスターや旧イベなどで知ってもらい、遊技してもらうのかを決定する…
それがパチンコホールを運営する人にとって重要なマーケティング・プロセスになると言えるかもしれません。
【参考文献】
よくわかる 店長のための マーケティング入門|エンタテインメントビジネス総合研究所(著)
[ポイント図解]マーケティングのことが面白いほどわかる本| 江口 泰広(著)
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