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スマスロだけじゃない!今PS業界が変化している?

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今、パチンコ・パチスロ業界が変化しつつあります。スマスロ(スマートパチスロ)の導入だけでなく、自治体によってはルールや名称が変わるといった動きがあるようです。

スマスロはCR機以来の大きな変化

2022年11月9日、MIRAI(MIRAIぱちんこ産業連盟)の定時理事会が開催されました。
そこで話題となったのが、スマスロやスマパチ(スマートパチンコ)が「CR機」登場以来の大きな変化だということです。

ご存知のとおり「スマスロ」や「スマパチ」といった「スマート遊技機」の最大の特徴は「メダルや玉がない」ことです。

で、なぜ「CR機」が導入された時と「スマート遊技機」が導入されたときを比較するのかということですが、「貸出し方」が変わったからです。

参考:遊技日本

昔はパチンコ“玉”を貸し出していた

今は「P機」と言われているパチンコですが、その前は「CR機」、さらに前は「現金機」と呼ばれるものでした。

「P機」も「CR機」もプリペイドカードを購入し、カードの残高で玉が貸し出されるというシステムですが、「現金機」には「玉貸し」という機能が搭載されておらず、台と台の間にある「玉貸し機」という機械から玉を貸し出していたのです。

簡単にいうと、「P機」や「CR機」は「貸出ボタン」がありますが、「現金機」には「貸出ボタン」がなく、ゲーセンのメダル貸し機(のパチンコ玉バージョン)が台の横にあったのです。

参考:パチ7 / 令和ベストテン



スマート遊技機はCR機の時みたいに貸出し方法が変わる


参考:20年前のパチンコ新装開店

前述したMIRAIの定時理事会で、「スマート遊技機はCR機登場以来の大きな変革期」と言ったのは、「現金機」にはなかった「貸出し機能」を「CR機」には搭載したけど、「スマート機」は玉やメダル自体がないので、また貸出方法が変わるよね、てな発言で、これにより周辺機器とかも変わっちゃうよねって感じです。

会員カード2枚問題解決か?都遊協がルールを変える?


スマパチ(スマートパチスロ)が導入されたことによって発生したのが「会員カード2枚」問題です。

需要のバランスが崩れてしまい、今まで購入していたメーカーのユニットが購入できず、他のメーカーのユニットを買わざるを得ないパチンコホールも出てきました。

会員カードはユニットごとに異なるので、前のユニットと今のユニットの2種類の会員カードが必要となってしまいました。

これにより、貯玉の再プレイと来店ポイントの取り扱いを変更せざるを得なくなったのです。

※今までの会員カードの運用基準は下記となっています。

都遊協ではこれまで、再プレイ時の引い出しについて1日1人あたりパチンコが2,500玉(貸玉料金毎)、パチスロが500枚(貸メダル料金毎)を上限とし、来店ポイントについては「総付景品等の提供に関するガイドライン」に則って運用していた。

引用:グリーンべると

で、結果どうしたかというと、会員カード1枚毎に再プレイの引き出しと来店ポイントを付与できる事になりました。

単純にいうと再プレイの引き出しができる玉&枚数と来店ポイントが今までの2倍になります。

ですが、「2倍ポイントがもらえますよー」的なことは宣伝してはいけないとのことなので、ご注意ください。

参考:会員カード2枚時の再プレイの引き出し対応などを協議|グリーンべると



名称変更でイメージを変える

沖縄県パチンコ・スロット協同組合、沖縄県遊協

沖縄県パチンコ・スロット協同組合のHPのキャプチャースクリーン

パチンコ・パチスロ業界の変化はスマスロやスマパチといった「スマート遊技機」によるものだけではありません。

名称を変更し、世間からのイメージを変えようとする組合もあります。その試みを行ったのが、沖縄県遊協です。

沖縄県遊協は2022年12月1日から「沖縄県パチンコ・スロット協同組合」に変更しました。

同様に元・佐賀県遊協も2022年7月1日に「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」と名称変更をしています。

なぜ名称を変更したかというと、世間一般の人が理解しづらいから。
例えば、「沖縄県遊協が〇〇施設に寄付をした」と言っても、一般の人はピンときません。(特に「遊協」……)

せっかくパチンコ・パチスロ業界も社会貢献とか清掃とかSDGsに取り組んでいるのに理解してもらえないうえに、なんか犯罪などが起こったらパチンコ・パチスロが悪いみたいな取り上げ方をされるのは、さすがにやってられないですよね?

だったら、一般の人が分かりやすい名称にしてアピールするってのが名称変更の理由の一つなのです。

沖縄県遊協から「沖縄県パチンコ・スロット協同組合」、佐賀県遊協から「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」……気持ちのいいくらいにド直球な名称ってのも潔くて好感がもてます。

 

今、スマスロが導入され、大量出玉報告や(逆もまた然り)、中古機価格が高騰するなどパチンコ・パチスロ業界は(ひっさしぶりに)盛り上がりを見せています。今その波に乗って一時的に”変化”をするのではなく、常に過去を更新し変わり続けることができれば、この業界も変化だけではなく、進化もしてくれそうです。

参考:
中古機相場.com
沖縄県遊協が「沖縄県パチンコ・スロット協同組合」に名称変更|グリーンべると
佐賀県遊協が「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」に名称変更|グリーンべると

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